「実家の大雨は大丈夫?」 と心配のメッセージを頂くので報告です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250811/k10014891191000.html
実家老朽化と災害対策のため、熊本に新築の家を買って実家の家族に住み替えてもらって約1ヶ月半が経ちました。 先日、 1時間あたり90mm 以上の大雨が降って警戒レベル5の大洪水が起こっていましたが家族と家は無事です。
避難指示がレベル5で出た時点で、実家の家族全員 自宅2階に避難してもらいました。
もし住み替えていなければ… 住み替えのタイミングが来年以降だったら…
今ごろ 家族は避難所に駆け込みたくても、道路冠水で戸建てごと孤立して逃げられなかったと思います。 大雨の翌朝、旧居の前の道路には、道路冠水して動かなくなったトラックが救助待ちだったそうです。
今回2階に垂直避難した際、テレビ画面に「命を守る行動を」と映し出され、落雷の音で殆ど眠れず、生きた心地がしなかったと聞きます。
対策は?
自治体から公開されている洪水ハザードマップはリスクを知る上で要チェックです。
ただ、地域柄どうしても防ぎきれない多少のリスクもあります。 小さなリスクは受け入れて対策をするしかないです。 今回 旧居と離れた場所に家を買った理由自体が「自然災害に遭っても、命を守るため」でした。
対策と現実
自然災害のリスクが高いため、敢えて住宅ローンの特約に入っています。
任意で入った火災保険に加えて、自然災害時返済一部免除特約付住宅ローンで対策をしています。
https://www.smbc.co.jp/kojin/jutaku_loan/reason/shizen.html
「家を買ったばかりなのに…」と落胆する事はなく気持ちが楽です。 ただし自然災害は目の前で起こっていますので、課題として別と捉える必要があります。
被害状況と今後の対策
今回、ギリギリ罹災しませんでした。 エコキュートの室外機まであと数センチの冠水で届いてしまうギリギリのところでセーフでした。 エコキュートとエアコン室外機の位置を高くしないと危ないかもしれないです。
もし罹災証明を受けても門扉や庭は補償の対象外になる場合があります。これは自治体や保証会社によって異なるのでチェックするポイントになります。
現実問題として庭の水捌けが、思った以上に悪いです。通常の大雨だったら全く問題ないですが、今回の大雨は次元が違います。 これは住んでみないと分からなかった課題です。
外構工事を入れます
とにかく…水捌けが悪い。 今回以上の豪雨が来たら完全アウトなので、防草シートを引っぺがして、外構工事を入れないといけないです。 実は課題として認識していたので、見積もり取得中でした。
転居前の実家については、次に大地震が起きたら命の危険があった。 加えて、もし数十年に一度起きる大雨が降ったら、孤立して逃げられないと分かっていたからです。
こんな事は誰にも相談できなかったからAIに相談していた
誰にも相談できなかったから、個人契約しているCopilot Proで家を購入者する前に自然災害リスクを壁打ちしていました。 自然災害対策で抜け漏れがないか、Copilotで壁打ちして 盲点がないか、少し役立ちました。
ただ、過去の観測史上よりも大雨でした。事態は予測以上だったので不可避で、自然災害の厳しさを目の当たりにしました。
目の前の課題を一つずつ解決する息子
いま、中学二年になった長男が、実家の事を心配して単独で熊本に行って、実家の手伝いをしています。
熊本に着いたらすぐにホームセンターに向かって、必要なグッズを揃えたそうです。
気を利かせて階段での転倒防止シールを貼ってくれました。
目の前の課題を一つずつ解決していく息子が頼もしいです。 とにかくクイックに計画を立てて行動に移す。 本当に凄いなって思う。
ソーラータイプのセンサーライトも家の壁に取り付けてくれました。
モルモットも雨音でストレスを受けているようですが無事で、いつも通りに元気が戻ってきたようです。
ミニマリストしてません
ちょうどお盆で親戚の子ども達も遊びに来るだろうから、飲み物やおやつをAmazonで大量に送っておいたのが功を奏して、それが万一の非常食代わりになる事で 家族が気持ち安心できました。
防災のためのキャンプ体験
実は防災のためにテントも購入済みでした。
「いつか使うかもしれないから」と7月にテントを買いました。
今はプールの日陰にしか使い道はないけれど、これは災害時の訓練だと思ってテントを一人で設営する練習を7月にしていました。 Colemanのテントが高性能で、初めてでも30分程度で設営が終わりました。
今回の大雨があって、防災用途でキャンプ用品を一通り揃えておこうと誓いました。 本当はキャンプは趣味じゃないけど、防災のためにキャンプしようって決めました。
防災のための新たなチャレンジです。