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一本のレールから繋がったこと

ついに最終回です

CodeZineの連載最終回分が掲載されました。SNSでも反響があり、「とても楽しそう」「やってみたい!」といった声が多くて、目から汗が出そうでした。

codezine.jp

長い間、ご愛読ありがとうございました。掲載された内容をベースに、年内書籍化される予定ですので、また決まり次第ご紹介します。

また、CodeZineでの連載の機会をいただき、本当に貴重な経験をさせて頂きました。憧れの翔泳社で連載することなんて、夢のような話だと思っておりました。
連載ページ公開後、アクセスランキングは常に上位で、人気記事はSmartNewsにも掲載されたり広く拡散されました。こんなにも人気記事になるとは予想もしておりませんでした。

きっかけはブログの投稿から

このブログの投稿から始まったことが、こんなにも反響があるとは当時は想像もできなかったと思います。

電子部品集めから始まり、沢山の失敗をしながら学んでいく・・・。 その失敗を子どもが見ながら、電子工作やプログラミングの楽しさを一緒に学んでいった3年間だったと思います。

当時保育園だった長男も、今では小学1年生。ビスケットや IchigoJamでプログラミングの楽しさを知って、ビスケットではワクワクするような作品を完成させたり。IchigoJamでは、3歳の次男にLチカを教えたり。

プラレールが繋げてくれた

ここからは完全に余談です。電子工作やIoTを通して沢山の人と繋がりができて、人生が楽しくなりました。シンカリオン風に言うと、プラレールという一本のレールが、人と人、そして私の想いを繋げてくれた。

長男が病弱で仕事を退職する選択をしたとき、社会との繋がりが途切れてしまいました。看護しつつ、保活もゼロからのスタート。これまでのキャリアも途絶えて、自信も何もかも無くなってしまったとき。
子どものオモチャが壊れたことから始めた電子工作がきっかけとなってIoTを学び、Raspberry Piではインフラエンジニアをしていた頃のスキルを活かして楽しむことができました。
失敗が多かったけれど、失敗から学ぶことが多かった。読者の皆さんの温かいコメントでいつも励まされて、本当に有り難かったです。

いま、エンジニアとして復帰できていることも、家族のことで逃げずに向き合った結果なのだと感じています。
これまで たくさん悩んだ。辛いことも沢山あった。それでも、子どもの病気と向き合って、子どもが病気を克服したとき、私自身も親として人として成長できたのだと思います。その成長こそが、常に変化し続ける今の職場でとても役立っています。

キャリアは途絶えない

電子工作や今回の連載を通して、仕事の経験だけがキャリアではないと気付いたことが大きかったです。会社員を辞めてもキャリアは途絶えないし、別の道だってある。諦めなければ再チャレンジできる世の中なんだから、一つの道にしがみつくことなんてないんだな、と気付くことができました。

複数のレールを用意しておくことで、組み合わせることもできるし、乗り換えることもできる。だから、キャリアは途絶えることなんてないんです。

子どもは日々成長します。同時に、私自身も成長していきます。子どもが大好きなこと、興味のあることに一緒にチャレンジして、これからも家族で楽しんでいきたいと思います。