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自分が自分らしく生きられる道を見つけよう

自分の人生 歩んでいますか?

人生の折り返し。子ども3人を出産してふと我に返りました。

きっかけは、高校時代の友だちと17年ぶりに再会した出来事です。
友だちは、高校時代にずっと苗字で呼んでくれた人なのですが、旧姓で呼ばれる事 自体も久し振りすぎてハッとしました。

小学校、中学時代の友だちも地元で再会したら当時のあだ名で呼んでくれます。社会人になったら、そういった体験も無いからこそ、懐かしさを感じます。

結婚することが決まったのが15年前で、いま私は20代から40代になっています。

突然 我に返ったような感覚

ずっと仕事と子育てで走り続け、自分の事はいつも二の次。子ども3人を産んでから体質の変化でお酒は飲めなくなって、金属アレルギーで指輪などの金属アクセサリーもできなくなった。
20代の頃のスーツはもう入らないし、金属アクセサリーをつけなくても着こなせる 着物で入学式・卒業式を乗り切っています。

目の前には若さも体力もキラキラも、磨り減ってしまったんじゃないのかって。それを否定したくて、更に無理をしようとする自分がいました。

たまに昔の事を思い出す。 生まれてから高校卒業するまでの思い出が遠い過去のようで、まるで今の自分が違う人生を歩んでいるような。決して戻ることのできない懐かしい思い出です。

子どもが生まれてから、夫からは名前じゃなくて「ママ」と呼ばれるようになって、私は私じゃなくなったのかな、と最初は悲しくなっていましたが、もう何年もそう呼ばれていて、何も感じなくなっていました。産後のホルモンバランスの変化で太って「変わりすぎ」と言われた時も心の中で何度も泣いていました。別に望んでこうなってる訳じゃないのに。そういったやり場のない孤独と闘っていました。

ふと、私は「ママ」、「妻」、「会社員」としての役割を演じきっているのでは?と最近 気付きました。

サードプレイスがない15年間

ファーストプレイスは家、セカンドプレイスは仕事でサードプレイスは2つの比重が重くて存在すらしなかったんです。仕事と子育てで、もう精一杯ですよ。

でも、サードプレイスこそが自分には必要なのだと再認識しました。

https://www.kaonavi.jp/dictionary/third-place/

サードプレイス無しの世界線を生きた場合

私自身がサードプレイス無しの人生をこのまま続けたパターンを想像してみます。
定年を過ぎて社会人生を終えた自分と、子育てが落ち着いて子どもが巣立ったあとの自分には、貯蓄以外は何も残らないという残酷な事実に気付いたからです。

それぞれの役割を演じている登場人物は、そこで役目が終われば静かに退場を待つのみになってしまいます。

人生を見失わず、ルールで定義付けられたポーカーの駒に成り下がらずに自律的に生きるためのレジリエンスも必要です。

自分にしかできない事をしようと、改めて誓いました。

ボランティア活動を始めました

気が付けば、長男が中学生になってから子育ての負担が減っていました。仕事以外で何か打ち込めないか検討した結果、社内有志のボランティア活動スタッフとして登録しました。

ユーザーコミュニティ支援

昨年から大阪のユーザーコミュニティ活動も手伝うようになりました。それがきっかけで、沢山のエンジニアの方と話す機会ができて仕事が更に楽しくなりました。

カンファレンス参加

OSS Summit Japan 2025にもスタッフとしてブースに立ちました。

他のブースにお邪魔したときに撮影させていただきました。

その中で、若い世代と挨拶したり、昔からの知り合いに部下や後輩ができて、次世代を担うエンジニアと会話できた事も、新しい気付きになりました。

ボランティアとして手伝ったり、ユーザーコミュニティ活動を支援したり、登壇するようになって自分自身を取り戻してきた気がします。

サードプレイスを見付けた変化

仕事や育児以外でやりたい事を見つけられて、新しい気付きを得られるようになりました。

仕事でも良い効果がありました。AI利活用の視点や、高校生の職業選択における漠然とした不安や今後の目標など生の声を聞いた事で、更に一段上の視座を得られるようになりました。

もう一度 車を運転することに

プライベートでも変化がありました。

実は学生時代の趣味は週末ドライブでした。

ジャパンモビリティショウ2025で車を見て、また車に乗りたいなって。 なので、実家に帰ったときは入院中の父のお見舞いのため、自身での運転を決意しました。

今日は朝からペーパードライバー講習会に行きました。

「さくらドライビングスクール」のお試しプラン(ロング80分)のペーパードライバープラン(路上練習)

https://sakura-driving.tokyo/campaign-movie-model/

最初は緊張しましたが最初に中野駅周辺でじっくり練習して勘を取り戻し、環七道路にトライ。教習車だから万が一何かあったら補助ブレーキを掛けてくれる安心感。

17年ぶりの運転でしたが、この17年で交通ルールも変わっていたり、初心に返って学べました。

ずっと集中していたから、コースの80分間が一瞬で終わったかのようでしたが達成感がありました。

運転は素の性格が出ます。いい意味でも悪い意味でも、自身を見つめ直す良いきっかけになりました。

帰省時は初心者マークをつけて運転する予定です。

睡眠時間が大事

本音をぶっちゃけると、最近は睡眠時間をしっかり6時間以上取るようになったから、自分のこれからの人生を見つめ直す余裕ができたんだと思う。

出産してから少し前まで慢性的に寝不足で、何でも完璧にこなそうと足掻いていた。

でも、いつかは自分自身が破綻するので、何事も程々にするのと、取捨選択しないと人生楽しめないよね、と最近よく感じます。

みんなしっかり寝よう。