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家庭にプロジェクト管理ツールを導入して3年:リアルな感想と反省点

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家庭にプロジェクト管理ツールを導入して3年が経ちました

2年経過したときの具体的な感想については「はてなニュース」に寄稿しておりますのでこちらもぜひご覧ください。1000はてブ以上の注目エントリーとなりました。

hatenanews.com

自己紹介

3年経ったいまの気付きについて本エントリーでは説明しますが、まずは私たちは何をしているのかの自己紹介。休日は家族でのびのびと過ごしています。

家族 職業or年齢
母ちゃん(筆者) 本業:IT系エンジニア(週4日・時短勤務)
副業:フリーランス(週1日)
父ちゃん IT系セールスエンジニア(多忙)
長男 7歳(小学1年生)
次男 3歳(保育園年少)

Backlog フリープランの契約について

我が家では3年間、プロジェクト管理ツールを継続利用しています。夫婦の2ユーザーで使用していて、夫も積極的に使っています。使っているツールはBacklogですが、以前よりUI周りが改善されて、だいぶ使いやすくなっている印象です。また、スマホアプリ版もあるので外出先からタスクのチェックが可能です。

我が家はプロジェクト管理ツールであるBacklog のフリープランを利用しています。

少し分かりづらい場所にあるのですが、以下のリンクの価格表の右下に、1プロジェクト、10人までのフリープランはこちらとありますのでそちらをクリックして登録します。

backlog.com

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仕事・育児の「壁」を乗り越えるためのツール

プロジェクト管理ツールは、仕事だけではなくて「子育て」 「夫婦共働き」「保活の壁」「小1の壁」など、家庭で抱える様々な壁を乗り越えるためのツールです。

もちろん一人だけで解決しなくてもいいです。パートナーと助け合いながら、分担して解決していく。課題の可視化をすることによって、どんなことが困難なのか一目瞭然になります。困難なことも、分担したりタスクを小分けにすることで達成しやすくなります。

5つの「良かったこと」の振り返り

プロジェクト管理ツールを利用して具体的にどんなところが良かったのか、3年継続してみて新たに見えてきた点について詳しく書きます。3年前と最も大きく変わったのは、長男が小学生になったことと、ようやく母ちゃんである私の働き方が落ち着いてきたことです。

(1) 家庭内運用ルールを承認制にしたこと

家計は夫が管理しているので、私はお小遣い制を取っております。なぜ小遣いがその金額になったのか、Backlogで課題として登録し、それを「完了」ステータスにすることで承認する形をとっています。家庭内運用のルール変更についても同様にしています。

このように、お小遣い金額の妥当性について根拠を記録することで、お互いがモヤモヤせずに生活できるのではと思います。

(2) 家庭内マニュアルなどをWikiに集約したこと

Backlogのフリープランでも、Wiki機能を使用することができます。

記録して良かった情報については以下のような情報です。情報をWikiに集約させることで、日々の利便性を向上させます。かなりオススメです。

家庭内ルール
  • 家庭内NASのスペックやバックアップ運用ルール
  • 子どもの食事についてのルール
  • マンションのゴミ出しルール
契約・予防接種・生活情報

日常では使うこと無く思い出せないのが「家紋」。母系家紋で「丸に抱き茗荷」を継承しているのですが、家紋は細かい種類がありますのでWikiで残しておくと便利ですよ。

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丸に抱き茗荷

あと、子どもの予防接種によるワクチン接種歴については、保育園が変わったり、初診で病院を受診したり、小学校へ上がる際に記入する必要がありますが、母子手帳を手元に持っていないとなかなか思い出せないです。Wikiに残しておくことでサッと書けます。

  • 家紋のイメージ画像
  • 子ども達のワクチン接種歴
  • 診断結果で経過観察となっているもの(視力・聴力など)
  • 乳歯の生え替わり履歴
  • 契約しているSIM情報
  • 使用頻度の高い路線バス情報
  • ママチャリやカメラなどの備品情報

(3) 夢や希望を明文化することは、今後の人生の道標になること

3年前、病弱だった長男の看病をしながら「何が何でも仕事は続けていきたい」と自分の仕事を諦めないことを誓いました。プロジェクト管理ツールで自分の中長期的な目標を明文化することによって、その目標へ徐々にですが向かうことができたと思います。

だって、自分の人生だものね。諦めたらそこで試合終了だと思って、食いしばって生きていました。

子どもの病気が安定せずに仕事を続けることが難しかった私も、いま、ようやく落ち着いて働ける場所へ転職することができました。私自身は働き方を変え、本業ではリモートワークを週2日取り入れ働いています。夏場はかもがや花粉症もひどいので、この働き方がちょうど良いのだと思っています。また、長男は4月から学童保育のお世話になっております。仕事を終わらせて、すぐに学童へお迎えに行って、一緒にスーパーで買い物したり、次男をお迎えに行って夕食を作ったり。これまでと比べて時間に少し余裕が出てきたのだと思います。

副業についての働き方については別エントリーで書いています。

(4) 転居プロジェクトを決断したこと

2年前にお引越をしました。同一区内ですが、交通量の少ない静かな場所へ転居することを決断。子ども達の小児喘息は完治し、今ではとても元気に暮らしております。

(5) お中元・お歳暮の管理で相手の「反応」も記録したこと

実家にお中元・お歳暮を贈ったり、子ども達の誕生日プレゼントやサンタさんへのお願い事など、プロジェクト管理ツールを利用することによって過去を振り返ることができるようになりました。

その後の反応(良かった・イマイチだった)を記録しておくことによって、来年も参考にできますのでぜひ記録を残してみましょう。

お歳暮・お中元の反応例

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夫が北海道出身なので、私の実家の熊本へ贈る物については北海道のものを中心に贈っています。タスク完了時に感想についても記録をしておくことで、次回改善できるようになります。

  • 時鮭(ときしらず)をカットしないまま1尾贈った・・・冷蔵庫に入らない
    →次回からカット希望
  • 毛ガニ・・・味噌はとても美味しいけど、剥くのが大変。素手だと怪我をする
    →剥きタラバガニに変更
  • ルタオのケーキ・・・美味しすぎて追加注文してしまった。ルタオ食べたいよね
    →北海道旅行を提案する

プロジェクト管理ツールで見えてきた反省点2つ

プロジェクト管理ツールで見えてきた反省点は大きく2点あります。大きくは、「保活」と「小1の壁」です。子育てしていると誰もが通る壁に対して反省しておりますので詳しく説明いたします。

(1)「保活」反省点など

プロジェクト管理ツールのタスクとしては保活は「完了」になったけれど、リアルな問題としてその保育園が合う・合わないかは入ってみないと本当に分からないですね。

想定外の課題が発生

次男は3月生まれの保育園・年少クラスですが、やはり3月生まれということもあって「他の子どもよりも行動の取りかかりが遅い」と保育園から注意がありました。余りにも頻繁に注意があるものですから、保健所で発達の診察をしてもらったのですが「発達は月齢通りで、全く問題無いですよ」と結果が出たりと、保育園の要求するレベルが高いだけなのだと気付きました。4月生まれの子どもと比較すると約1年も月齢が異なるのですから、当然と言えば当然ですが・・・。

合わないときは無理に頑張る必要はない

無事に公立認可保育園に入園できたけど、それで全て解決というわけではありませんでした。保育園の方針と家庭の教育方針がかけ離れていたら、後々大変です。とはいっても保活することも大変なので、入りたい保育園では無くて「今の指数で確実に入れる認可保育園」のみを検討して、入ってみたらやっぱり違和感・・・といった状況ですね。

「保活」タスクとしては完了できていても、その道を選択することによって、新たに課題が発生するんです。それが人生ですね。

次男は転園させることを決意しました。教育方針や環境が合う場所を探して、転園させる予定です。来年度からは次男は年中クラスなので、保育園の空きが出てくることが見込まれているからです。

(2)「小1の壁」反省点など

次に長男の事について、反省点などを振り返ってみます。「小1の壁」は、入学してからではなくて、2学期以降が本番だと思いました。

小学校の入学イベントが比較的大きな家庭内プロジェクトになったのですが、今年4月に入学してはや4ヶ月経ち、今は夏休み期間中です。

ゆとり教育は既に終わっている

転居で勉強が比較的厳しいエリアの公立小学校へ通うことになり、結果として長男のお勉強がとても大変です。転居してから塾通いもしていたのですが、それでも小学校入学してからの3ヶ月半である1学期の期間は付いていくのがやっとの状態。

親たちの小学校時代の学習レベルとは異なることに注意が必要です。私たち夫婦は、田舎から上京していることもあって都会の学習事情を知らないことも大きいです。小学校入学時点で平仮名の読み書き・3桁までの数字・アルファベットは理解していて当然だと扱われます。小1の1学期で、長文問題が出てきます。今や、「脱ゆとり教育」なんだなと実感しています。

時代は常に進んで、これまでの常識が通用しないことを認識する

両親の経験則だけで物事を考えてはいけない。親の成功体験だけで子どもの教育・育児をやるべきではないと気付きました。その時代や環境に合った最適な答えを導き出すこと。これはプロジェクト管理ツールを使っている上で見えなくなっていた課題です。親たちにとっては「想定外」だからです。

ゆとり教育は既に終わっている。自分たちの時代と現在の学習指導が異なることを再認識し、近所の先輩パパママ達の意見を聞いておけばよかったと反省。自分たちの経験則から判断したことが、スタートの遅れになったと気付いて反省しています。

子どもの決断を尊重しつつも、進むべきゴールを見失わない

悩むのは親だけではありません。子ども自身も真剣に悩み、これからのことを考えています。この世に生まれてから7年程度で、既に将来のことを真剣に考えるようになっているんです。親はそれにそっと寄り添うことが大事だと思います。

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人には、それぞれの人生があります。どう生きていきたいのか、子どもが小学生に上がったぐらいで話し合ってみるといいですよ。その目標が最終的に叶わなかったとしても、向き合うことが大切です。子ども達も、我が家の大切なプロジェクトメンバーなのですから・・・。

先日、長男が「塾を辞めたい」と言いました。理由は、塾では褒めてばかりで、勉強をできた気にさせ、学習にはあまり直結しないと本人から申し出があり、今月末で辞めることにしました。「代わりに次男を塾に通わせても良いよ」と自由奔放な次男を入塾させることにしました。しっかり者の長男よりも、自由人な次男のことが心配ではありますね・・・。

現在は「夏休みプロジェクト」として長男の学習指導を親が責任を持って対応するようにしています。残り夏休み期間中で、長男の自信に繋がればと思います。

納得のいくまで話し合い、それを記録すること

子どもの目標に関しては、親から何かを強制しないように気を付けてはいますが、もし既に子どもの目標が決まっているのなら、その目標に対して、親が具体的にどうサポートできるのかは、いちど夫婦でじっくり話し合う時間が必要です

勉強については可能な限り親が手厚くサポートするようにする事を決めましたが、具体的にどうやってサポートするのか、グランドデザインから詳細に落とし込むまでを話し合いながら決め、決まった事に関しては結果を記録することで、「言った」「言わない」を防止することができます。

まとめ:タスクをこなすだけではない、これからの生き方を模索する

育児も仕事も、頭はタスクでいっぱいで「どこから手を付ければ分からない」状況にならないように、やるべきことをタスクとして漏れなく登録することが大切です。目の前のやることに集中できる工夫です。

そして最も大切なのは、家族の健康と幸せ。これさえあれば、みんな笑顔で生活できると思うんです。まずは日々を健やかに暮らせるように、やるべきタスクはプロジェクト管理ツールを利用してうまく時間を有効活用することだと思っています。

それと同時に改善することは、登録したタスクを淡々こなすだけでは無く、もう少し先を見据えて対応できるように工夫をしたいです。何かを諦めたり、失敗することも勿論あります。その失敗を無駄にはしないように、失敗することを恥じなくてもいいよと、子どもには伝えたいです。

追伸

相田みつを美術館「負けることの尊さ」展を観に行きました。心に響く言葉にハッとしました。

ginza.keizai.biz

© Manami Taira