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インフラエンジニア最後の日

金融スタートアップを退職します

2021年12月末で、Japan Digital Design株式会社を退職致します。

2018年4月入社で、途中1年間ほど産休育休を取得させて頂きましたが、3年9ヶ月間 在籍しておりました。
とても良い会社だから離れるのは今でも寂しくて、退職する実感がないのですが、12月29日が最終出社です。

会社設立してから半年後の入社だったこともあり、本当に沢山の経験をさせて頂きました。
詳細は長くなるので割愛しますが、会社が設立してから組織として安定するまでの成長を見届けることが出来ました。特に入社当初の頃は、インフラエンジニアをやりつつも対外向けのイベント運営や入社したエンジニアのオンボーディング支援も行っていました。プレスリリースで人手が足りないときに京都まで日帰り出張した事も、とても良い経験になりました。

産休育休復帰後は人が沢山増えて、インフラエンジニアの仕事に専念することができ、エンジニアとしてのスキルを高めることができました。特に、最後の仕事では、この会社でしかできない貴重な業務を経験することができました。
毎日が学びの連続であると同時に、金融に特化した業務では自分の力不足で不安もありましたが、成長の機会を与えて頂けて本当に感謝しかなかったです。入社してから、何事にもチャレンジして最後までやり遂げるための芯の強さが増したと思います。

今日、今年のプロジェクトが無事納まり、今年最後のプロジェクトミーティングでした。プロジェクトメンバーから「まだ一緒に仕事がしたかった」「これからも応援している」と声を掛けてもらい、涙が溢れそうになりうまく返事ができませんでした。心優しい人ばかりで、本当に良い職場だったなと。

これまでを振り返って

大学を卒業して第二新卒でSIerに入社して、インフラエンジニアの仕事を23歳の頃から始めて、現在38歳。
いろんな事があった。熊本の小さな田舎から「私は東京でITエンジニアになる!」と両親の反対を押し切って飛び出してきて、昼間は就活・夜は居酒屋バイトで生活費を稼ぎつつも第二新卒の就職先を見つけるのが自分のスタートラインでしたが、エンジニアになってからも激動の15年間でした。
就職してから2週間後に客先常駐先が決まり5年間担当し、28歳で結婚出産、出産を機にクラウドエンジニアへの転身、子どもの看護で退職、看護しながらLinux標準教科書の執筆や日経Linuxなどの書籍への寄稿、そして第二子出産後に転職、現職に転職。

現職に限らず、最初に入社したSIerからインフラエンジニアを始めたから、本当にいろんな事があって。
楽しいこともしんどい事もあったけど、自分にとっては人生の思い出の一部です。

新しいチャレンジ

1月から新しい職場ですが、今月でインフラエンジニアを辞めて、ロールチェンジして新しいチャレンジをする決意をしました。

新しい職場では、教育公共機関のデジタル化支援の仕事をする予定です。今までとは全く異なる職種への挑戦になりますが、 教育機関のデジタル化推進については以前から興味があり、チャレンジしてみたい領域です。

私には子どもが3人居て、教育業界のデジタル化の遅れを改善したい強い想いがあります。子ども達の将来のために自分ができることにチャレンジしていこうと思います。

インフラエンジニアは辞めますが、今後もIT系でチャレンジしていきますので引き続きよろしくお願いします!