Blogなので、たまには子育て日記を書いてみようと思います。
息子は生後7ヶ月になりました。毎日すくすく元気に育っていて、最近ではハイハイして家中を探索するようになりました。息子のまあるいニコニコ顔を見て癒される日々。とはいっても、ママも疲れてしまう時もあり、試行錯誤の連続です。
困ったこと
育児休暇中はただのんびり過ごしていると思われがちですが、想像以上にたいへん。何かしら工夫しないとタスクがどんどん溜まっていってしまいます。
私が悩んでいる(いた)ことは、以下の通り。
- 息子の自己主張が強くなってきた
- 核家族だといざという時に助けてくれる人が居ない
- ママのストレスや体調不良を解消する手段が少ない
- パパに対しての要望が伝わらない
- 保育園に空きが出る気配がない
- スキルアップのための勉強が思ったようには捗らない
(1)子どもの自己主張が強くなってきた
こたえ:息子の成長を受け入れて、日々の成長を楽しむように工夫する
生後7ヶ月あたりから、息子は自己主張が強くなってきました。離乳食も毎日おかゆだったら食べないし、遊びの種類やタイミングも、自分の思い通りに行かないと不機嫌になる。
息子はまだ言葉は話せないけど、何を食べたいのか、親として何となく分かってきました。パパとママが食事をしていると「僕も食べたい」と言わんばかりの瞳で見つめてきてくれたり。そういったちょっとした視線や仕草で見極めるのが大事だと思いました。
そして、毎日出来る限り屋外で遊んでいます。お天気が雨模様でなければ公園でお散歩して、新緑の季節を肌で感じ取ります。ママ自身の気分転換にもなりますからね。
(2)核家族だといざという時に助けてくれる人が居ない
こたえ:夫婦で子育てがキツイなと感じたら、悩まずに実家に帰ったり、周囲の助けを借りるようにする。
ママが体調不良でダウンしてしまったとき、育児休暇中のママは無理してしまいがちです。パパに育児をお願いしようにも、パパ自身が仕事で忙しくて帰りが遅い。そういった状況で、ママはパパに遠慮をしてしまいます。
そんな時は、無理をしないで周りを頼った方がいいなと思いました。実家に帰ったり、無理を承知でパパに助けを頼んだり、一時保育を利用したり、逆に実家から母の助けを呼んだりと、いろいろ手段はあります。核家族の育児を救済するための手段は、実はいくらでもあるのです。例えば、文京区では1歳未満限定で「ベビーシッターサービス」(子育て支援ホームヘルパー派遣事業)の支援を受けることが出来ます。
ママが完全に潰れてしまっては、後々困るのは子どもだし、みんな悲しみます。ママが元気であることが大事なのです。そして、パパも子育てに疲れる時もあるのです。
私は今月、実家に子どもと一緒に帰ってリフレッシュしてくる予定です。暫くパパに会えないのは寂しいですが、これで慢性的な疲れが解消されて、身体の不調も軽減されたら、きっと育児が今以上に楽しくなるだろうと思っています。パパも、暫く独身時代の状態に戻って自由な時間が出来ると思いますし、「離れてみて分かること」が見えてくるかもしれません。
(3)ママのストレスや体調不良を解消する手段が少ない
こたえ:定期的に子どもを預けて息抜きする。
前述の通り、ママのあらゆる不調を解消するためには、周囲の協力が必要なのです。
実家に帰る決意をするまで無理をするのではなくて、自由な時間を定期的にきちんと作ることが大事だと思いました。
例えば、「週に1度、数時間はパパに育児を頼んで、リフレッシュしに行く」など。美容室に行ったり、カフェでボーッと過ごしたり、女子会に行ってワイワイはしゃいだり、整体でマッサージを施術してもらったり。もちろん、これもパパの理解が必要です。
しかし私はパパにこう言われました「仕事もあるし、家庭もあるし、自分の自由な時間が無い」と。そう言われたことがあって私は少し無理をしてしまいました。
そこで、次の悩みが発生してしまいました。
ある日突然、左耳が聴こえなくなった。
無理をしすぎて、耳鳴りが続き、やがては左耳だけが随分と聴こえにくくなってしまいました。耳鼻科で「突発性難聴」と診断されました。そう、慢性的な疲れとストレスが原因です。ちなみに現在は投薬治療を行い、8割程度は回復しています。そしてこの問題と関連して、次の問題が発生してしまいます。
(4)パパに対しての要望が伝わらない
こたえ:夫婦で納得するまで話し合うこと。何がいま問題なのか、相手に対して何をしてもらいたいのか具体的に伝えること。
パパに対して、まずはきちんと現状を話して、どうして欲しいか要望を伝えないと、相手は分かりませんし、気付かないでしょう。もちろん、パパなりの想定で協力してくれます。女性でよくありがちなパターンは、パパから「大丈夫?」って訊かれたら、反射神経のごとく笑顔でニコニコしながら平気だよっていうニュアンスの返答をしてしまいがちですが、育児がどの程度負担になっているのかこれだとパパにも伝わりません。
もちろん、気遣いの出来る女性みたいに空気を読んで対応してくれる完璧なパパなんて居ませんので、現状を話して、夫婦間で対応すべきインシデントとして認識してもらうことが大事なのです。苦楽を共に生きる夫婦なのだからこそ、相手に対して遠慮せずに具体的にどうして欲しいか相談をすること。
夫婦で育児をする意識と、その行動は初めての子どもだと思うようには行かないと思うけど、「相手を思いやる気持ち」を常に持っておくべきだと思いました。
(5)認可保育園に空きが出る気配がない
こたえ:認可保育園の空きがどうしても無かったら、託児所(認証保育園)を検討する。
認可保育園の空き状況は、例えば文京区だと「区内保育園募集状況」で確認することが出来ます。場所的に預けることの出来る保育園の空きは、常に無い状況です。そうなんです、認可保育園に入園させるのは現実的にとても厳しいです。
いろいろ悩みましたが、もし空きが無かったら託児所(東京の場合だと認証保育園も可)を利用しようと思いました。そう考えたら気持ちが随分と楽になりました。
おそらく0歳児の内に4月に入園させたら入園出来たのだろうけど、息子が1歳になるまで成長を見守りたい気持ちが強かったので、保育園に入れることを最優先としませんでした。この入園タイミングの判断は、難しいですよね。
(6)スキルアップのための勉強が思ったようには捗らない
こたえ:工夫しながら時間を作り、集中して実行する。手抜き可能な家事は思い切って手抜きする。
よく、出産前は育休中に色々と勉強しよう!と躍起になっておりましたが、実際はそうはいきません。
日中、子どもがお昼寝したら、まずやるべきことは家事になります。育児をこなしながら掃除・洗濯・料理は最低限行っています。そして、子どもがお昼寝から起きたら一緒に遊ぶ。元気にハイハイして歩き回るのですから、部屋に危ないものを除去したとしても、常に目は離せません。
自由な時間が限られているからこそ、毎日の掃除はクイックルワイパーのウエットタイプで済ませ(子どものお昼寝中に掃除機かけたら起きちゃうので)、代わりに週1回で本格的に掃除。洗濯は2日に1度まとめて一気に洗う。アイロンがけが必要な洋服は全てクリーニングに出す(子育てしながらのアイロンは時間がかかるし、放置すると危険)。料理はデパ地下・スーパーのお惣菜の助けを借りたり、休日はパパに作ってもらう、などの「手抜き」も必要です。育児をしながら家事を全て完璧にやるなんて、不可能ですからね。
例えば、朝食についても生鮭はハーブ塩とオリーブオイルを掛けてフライパンで焼くだけだし、ポテトサラダは昨夜蒸したじゃがいもの残りをリメイク、サラダはスーパーのカットサラダ、スープは玉葱やコンソメなどを混ぜて数分加熱して余熱でとろとろに煮込めるタイプの鍋で簡単調理、パンは散歩途中で買ったフランスパンなのです。準備時間は15分程度です。
余談ですが、私は食器洗浄機を利用しています。まず第一に手が荒れない。肌が弱いので、お皿洗いで手が荒れてしまって、それを修復するためのメンテナンスにかかる時間と費用を考えてみたら、断然食器洗浄機が便利です。節水にもなりますし、寒い時期は温かいお湯で洗う時のガス代もかからなくなりますので、結果として経済的なんです。手が荒れてしまっては、気持ちもゲンナリしますからね。
このように家事の省力化を図っても時間が足りないのですから、目的を持って集中して実行することがポイントになってくるのだろうと感じました。
読書をしたり、Webのニュースを読んだり。息子とお散歩中に見つけたカフェに入ってみて、このお店のセールスポイントを見つけて「食べログ」に投稿したり。
そして、みんなの力を合わせて勉強会も開催することが出来ました。(後日、Blogで報告しますが、Togetterでのまとめはこちら。「第3回 Linux女子部 勉強会 」)とても貴重な経験ができ、本当に感謝です。
今しか経験できないことだらけ
ということで、良かったこと大変なこと全て含めて、育児休暇はとても充実しているのです。今しか経験できないことを、精一杯頑張る。それだけでも一生の思い出です。
子育ては楽しい。だけど一人で頑張り過ぎると疲れちゃうので、たまには息抜き・休憩しながら工夫をしてみて。
まとめ
- 息子の成長を受け入れて、日々の成長を楽しむように工夫する
- 夫婦で子育てがキツイなと感じたら、すぐに実家に帰ったり、周囲の助けを借りるようにする。
- 定期的に子どもを預けて息抜きする。
- 夫婦で納得するまで話し合うこと。何がいま問題なのか、相手に対して何をしてもらいたいのか具体的に伝えること。
- 認可保育園の空きがどうしても無かったら、託児所(認証保育園)を検討する。
- 工夫しながら時間を作り、集中して実行する。手抜き可能な家事は思い切って手抜きする。
一番の息抜きは、息子の日々の成長を、写真に収めることです。産まれた頃の写真を振り返ることで、「こんなこともあったなぁ」と懐かしく感じる。「育児と写真」の組み合わせは最高です!