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ガジェット好きIT系母ちゃんが二人の子どもを育てながらIoTに挑戦するブログ。

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ラズパイZeroで自宅のNASをマウントする

ラズパイZeroから自宅のNASにアクセスしてみよう

ラズパイZeroから自宅のNASへアクセスしてみよう。

使用したNASはこちら。本エントリーでは、NASのセットアップは完了しているとします。

  • Synology DiskStation DS415+

Synology DiskStation DS415+ クアッドコアCPU搭載4ベイNAS CS4960 DS415+

Synology DiskStation DS415+ クアッドコアCPU搭載4ベイNAS CS4960 DS415+

過去のエントリーでお馴染みの、野菜を育てているNASです。

今回ご紹介する手順はこちら。

  • ラズパイZeroでNASを自動的にマウントする
  • ラズパイZeroで撮影した写真をNASに保存する

ラズパイZeroでNASを自動的にマウントする

最新のRaspbian では cifs-utils はデフォルトでインストールされていますが、もし入っていない場合は以下のコマンドでインストールします。

$ sudo apt-get install cifs-utils

次に、ラズパイZeroにNASをマウントするためのマウントポイント(ディレクトリ)を作ります。

$ sudo mkdir /mnt/nas

mountコマンドでファイルシステム、NASのIPアドレス/ディレクトリ、ユーザー名、パスワード、文字コードを指定し、NASをマウントします。

$sudo mount -t cifs //192.168.254.111/share /mnt/nas -o username=xxxxxx,password=xxxxxx,iocharset=utf8

設定が終わったら、df コマンドでNASがマウントされているか確認してみましょう。

pi@raspberrypi:~ $ df -h
ファイルシス           サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/root                 14G  4.2G  8.5G   33% /
devtmpfs                 182M     0  182M    0% /dev
tmpfs                    186M     0  186M    0% /dev/shm
tmpfs                    186M  4.7M  181M    3% /run
tmpfs                    5.0M  4.0K  5.0M    1% /run/lock
tmpfs                    186M     0  186M    0% /sys/fs/cgroup
/dev/mmcblk0p6            65M   21M   45M   33% /boot
tmpfs                     38M     0   38M    0% /run/user/1000
//192.168.254.111 /share   3.0T  2.2T  825G   73% /mnt/nas
/dev/mmcblk0p5            30M  398K   28M    2% /media/pi/SETTINGS

OS起動後、自動的にNASをマウントする

mountコマンドを使って手動でマウントするのは大変なので、自動的にマウントするように設定します。/etc/fstab にマウントに必要な情報を記述します

$ sudo vi /etc/fstab
以下を追記
//192.168.254.111/share /mnt/nas cifs username=xxxxxxx,password=xxxxxxxx,file_mode=0755,dir_mode=0755,iocharset=utf8,uid=1000,gid=1000,forceuid,forcegid,_netdev 0 0

OS起動後、NASが自動的にマウントされるようにブートオプションを変更します。ネットワークサービスが起動されてからブートするようにタイミングを変えます。この手順がないと、fstabに設定したNASのマウントが失敗してしまいます。

(起動スクリプト /etc/rc.local にsleep時間を指定する方法もあるけれど、起動時間が遅くなった場合、NASのマウントが失敗します。)

$ sudo raspi-config

f:id:mana-cat:20170503190251p:plain

  • 3 Boot Options Configure options for start-up 選択してEnterキーを押す
  • B2 Wait for Network at Boot Choose whether to wait for network を選択してEnterキーを押す
  • Would you like boot to wait until a network connection is established? <はい> を選択する
  • Waiting for network on boot is enabled <了解> を押す

OSを再起動して、自動的にマウントされるようになったか確認します。

補足:なぜ_netdev の記述だけじゃダメなの?

ラズパイのOS起動時、ネットワークインタフェースにIPアドレスが割り当てられていない状態で /etc/fstab の情報を元にマウントされますが、これを防ぐために /etc/fstab のオプションで _netdev を明記してネットワークサービスが起動されてからマウントするようになります。
本来だと、この王道のお作法でネットワークサービスが起動されるまでマウントするのを待ってくれるようになりますが、これだけだと Raspbian Jessieのバージョンだとネットワークの有効化よりも先にマウントしようとするので結果としてNASのマウントが失敗してしまいます。この対策のため、raspi-configWait for Network at Bootを有効化します。

この設定を有効化すると、/etc/systemd/system/dhcpcd.service.d/wait.conf が作成され、dhcpcdに -w オプションが付くようになります。この場合、IPアドレスがDHCPで割り当てられるまで、バックグラウンドに移行しないようになり、NASのマウントの失敗を防ぐことができます。

OSを再起動して、NASがマウントされているか確認する

$ sudo reboot

OSを再起動後、df コマンドで /mnt/nas がマウントされていることを確認します。

pi@raspberrypi:~ $ df -h
ファイルシス           サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/root                 14G  4.2G  8.5G   33% /
devtmpfs                 182M     0  182M    0% /dev
tmpfs                    186M     0  186M    0% /dev/shm
tmpfs                    186M  4.7M  181M    3% /run
tmpfs                    5.0M  4.0K  5.0M    1% /run/lock
tmpfs                    186M     0  186M    0% /sys/fs/cgroup
/dev/mmcblk0p6            65M   21M   45M   33% /boot
tmpfs                     38M     0   38M    0% /run/user/1000
//192.168.254.111/share   3.0T  2.2T  825G   73% /mnt/nas
/dev/mmcblk0p5            30M  398K   28M    2% /media/pi/SETTINGS

ラズパイZeroで撮影した写真をNASに保存する

カメラデータ保存用のディレクトリを作成し、カメラで撮影してみましょう。

カメラについては、前回のエントリーを参照

$ cd /mnt/nas
$ mkdir camera
$ raspistill  -w 1920 -h 1080 -o /mnt/nas/camera/picamera.jpg
$ ls -l /mnt/nas/camera/
-rwxrwxrwx 1 pi pi 1029164  52 16:05 picamera.jpg

ラズパイZeroのカメラで撮影した写真がNASに保存されています。

f:id:mana-cat:20170502163155j:plain

NASの楽曲再生もオススメ!

楽曲データをNASに保存し、その楽曲をラズパイZeroで再生する方法もオススメです。わざわざラズパイZero本体に楽曲データをコピーする必要が無いので、自宅だけの用途でしたらNASを活用する方法もアリですよ。

pHAT DACについての詳細は以下で説明しています。

続きはこちら

© Manami Taira