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SONY 20mm 単焦点レンズSEL20F18Gレビュー

SEL20F18Gを1年間使ってみて

実はSEL20F18Gを発売日に買ったんです。1年ほど使ってみたのでレビューを書きます。ちなみに、くんこくさんの発売日前レビューを読んで購入を決めました。

主な利用シーン

α7IIIに20mm単焦点レンズSEL20F18Gを装着して撮影することがあります。主に風景撮影、室内撮影、スナップで利用します。

ポートレートでは使用しませんが、カメラ本体がAPS-Cだったら画角は30mm相当となりポートレートやスナップでも重宝するかと思いますので、このレンズ1本あれば十分に楽しめそうですね。

撮影する幅が広がる楽しいレンズ

撮影できる場所が限られていて今まで撮れなかった構図がスムーズに撮影できてとても助かっています。理由は私の趣味の一つがカフェ巡りだからです。室内の全景を撮る時に綺麗に収まります。

カフェ巡りに最適

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店舗の外観撮影についても、歩道の幅が狭くて撮影できる場所が限られている事があります。その場合も無理することなく撮影ができます。特に谷根千エリア等の道幅の狭い商店街では超広角レンズの恩恵を実感できます。

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神社仏閣、庭園巡りにも最適

文京区小日向にある藤寺を撮ったとき、このレンズを偶然装着していて幸運でした。美しい藤棚を残すことができたから。

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傳通院や護国寺などを巡った時も重宝しました。

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東洋文庫ミュージアムの日本一美しい本棚

この20mmレンズの威力が存分に発揮される場所があります。それは東洋文庫ミュージアムとその施設内にあるオリエントカフェです。ここは「日本一美しい本棚」と呼ばれる場所があり、絶好の撮影ポイントなのでおすすめです。この本棚の全体を撮影するには、超広角レンズが必携です。

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次にオリエントカフェへと続く道です。秋は紅葉、春は新緑と素晴らしい並木道になっています。

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植物園

植物園の撮影でもこのレンズは頼もしいです。小石川植物園で大木を撮影するとき、見上げるように撮影すると力強い印象で木々を撮影できて撮れる構図の幅が広がって楽しいです。

※ 緊急事態宣言中の営業日について、公式ページをご確認ください。

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自然の力強さを撮影するとき、このレンズがあって良かったと思いました。

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もちろん、スナップ撮影にもあって頼もしいレンズです。

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アートアクアリウム美術館に持参したいレンズ

F1.8という明るいGレンズの恩恵を最大に受ける場所は、アートアクアリウム美術館です。暗い場所でも綺麗に撮れる優れものレンズ。このレンズは必携です!

※ 緊急事態宣言中の営業日について、公式ページをご確認ください。

artaquarium.jp

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まとめ

このレンズは買いかどうか

20mmという超広角レンズの恩恵を受けるシーンが多々あった事も大きかったのですが、構図の幅が広がり、写真が上達したような錯覚に陥ってしまう沼度の高いレンズです。撮影が純粋に楽しくなるのでこのレンズ1本追加するだけでテンションが上がると思います。検索結果でこのページにたどり着いた人も居るかと思いますが、迷わずに進むことをおすすめします。

動画撮影について

このレンズで動画も撮影してみたのですが、ピント合わせの時はとても静かなのでレンズによる雑音が入ることはまずないです。動画撮影用のレンズとしても優秀かと思います。動画も何本が撮影済みなので、また別の機会に紹介できればと思います。

SEL14F18GMとの比較

最近、SEL14F18GMが発売予定というニュースが舞い込んできました。Gレンズで20mm単焦点レンズのSEL20F18Gと、G Masterレンズで14mm単焦点レンズのSEL14F18GMの比較検討もされている方もいらっしゃるかと思いますが、どちらのレンズもあった方が助かりそうですね。非常に悩ましいと思いますが、自分の利用シーンに合う方をまずは所有してみてはいかがでしょうか。

焦点距離によるパースの違いについての比較は、くんこくさんのブログで紹介されてとても有益な情報なので一度訪れてみてください。

kunkoku.com

不満なところ

不満なところはありません。レンズ交換時に万が一ゴミが入ってしまうと超広角レンズになると目立ってしまうので、レンズをカメラ本体に付けっぱなしか安全な場所でのレンズ交換をおすすめします。

もちろんレンズ交換しなくて済む方法として、Eマウントカメラのαシリーズがもう1台欲しくなってしまう呪文を掛けられてしまうので、そういった悩みが増える事は覚悟した方がいいかもしれません。