メインのカメラが故障しました
予備のカメラは必要です。
実はα7IIIとレンズどちらも故障して、2週間ほど修理センター行きになっていました。
「ワイド保証に入っているし、修理からすぐに戻ってくるさ」と思って予備のカメラなんて考えていなくて1台体制でした。ワイド保証はPROサービスではないので、過信は禁物だし今後の教訓にしようと思います。
何故かというと、季節は紅葉シーズン真っ只中。1日でも早く手元に戻ってこないと紅葉シーズンから落葉シーズンになってしまう訳で・・・。そう、紅葉シーズンなんて、あっと言う間ですよ。レンズだけあってもカメラ本体が無いと撮れませんから・・・。
自宅に眠っていた予備カメラ
「そういえば!夫がAPS-CのNEX-5を持っていたはず」と恐る恐る訊いてみると「あるよ」と返事があって。α7IIIが修理から戻ってくるまで借りました。
2010年の冬に買った機種で、もう9年も前のモデルですが全然壊れていませんし、現役バリバリです。オールドレンズならぬ、オールドカメラです。
もちろん既に生産終了していて、中古市場で1万円前後で販売されているようです。
ソニー SONY デジタル一眼α NEX-5 ズームレンズキット ブラック NEX-5K/B
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2010/06/03
- メディア: エレクトロニクス
- クリック: 68回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
9年前のカメラって撮れるの?
9年前のカメラは、ちゃんと使えるんでしょうか。
結論から言えば、大丈夫でした。防湿庫にきちんと保管してあったこともあり、壊れている箇所はありませんでした。
今でも現役、NEX-5 の実力
SONY α NEX-5は、SONYから初めて出たミラーレス一眼カメラです。EVFが付いていないので慣れるまでは大変ですが、何よりも軽くて手軽に撮れます。
レンズはカメラ標準レンズではなくて、Gレンズを付けました。レンズのほうが大きく感じてアンバランスで、本体がオマケのように感じます。
六義園・晴天での撮影
こちらは六義園で撮影した写真。素直に撮ってくれるところが素敵。カメラ本体にもレンズにも手ぶれ補正は付いていませんので、カメラをしっかりと構えて撮りました。
文化祭・曇り空での撮影
東洋大学の文化祭の入口を撮影。
オマケで、タピオカドリンクの写真。
料理の撮影
ふんわりとしたパンケーキを明るめに撮影。
結論
良かった点
- まだまだ現役で活躍できそうな勢いのNEX-5。連写などスピードを要する撮影は流石に厳しいかもしれないのですが、風景や食べ物、街角スナップなどの用途だったら程よく使えると思います。
- 軽い。とにかく軽いのでレンズを付けても片手で持ち歩けるのは逆に新鮮でした。α7IIIはレンズの組み合わせによっては1kgを切りますが、やっぱりフルサイズは重いです。フルサイズには無い軽さがAPS-CのNEX-5にはありました。
- フルサイズを持ち歩いていると、かなり声を掛けられるんです。SONY α7シリーズが人気だからなのだと思いますが。NEX-5にしたら声を掛けられません。目立たないのでその点はとても良かったです。
フルサイズカメラ持ちでカフェに入ると、その手の取材の人だと勘違いされる事もあってお店側が身構えることもあるんですが、NEX-5だったらそれも一切無いです。
マイナスポイント
- EVFがないので、日中の屋外でプレビュー表示を確認するのが厳しいです。晴天だと眩しくて、カメラのモニター画面が見えないですね。多めに撮影して帰宅してチェックするなどの工夫は必要かとは思います。
- α7IIIと比較するとバッテリーはすぐ減ってしまいます。予備バッテリーを持っているので良いのですが、こればかりは仕様なので仕方が無いのかもしれません。
- カメラ本体に手ぶれ補正が付いていないため、レンズ側に手ぶれ補正機構が付いていないと結構大変かも。でも、手ぶれ補正に頼らず、撮影する姿勢が正しく、かつ日中の撮影なら撮れます。カメラそのものの原点に立ち返るには、ちょうど良いと思います。
NEX-5 は買いなのか?
紅葉の季節ギリギリにメインのα7IIIが修理から戻ってきたのでNEX-5は再び防湿庫で眠っていますが、予備としても十分アリだと思いました。
ただ中古だと、それまでの使用状況ですぐに壊れるかもしれないし、難しいところですよね。(もし中古で購入してみたいなと思ったら、ご自身の判断でお願いします)
ソニー SONY デジタル一眼α NEX-5 ズームレンズキット ブラック NEX-5K/B
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2010/06/03
- メディア: エレクトロニクス
- クリック: 68回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
後継機種 α6000だと選択肢としてアリかも
さすがにNEX-5だと古すぎなのでは!?と思っている方、後継機種のα6000ならまだ2014年モデルだし、2010年モデルのNEX-5よりも後発です。サイズ感としてもコンパクトでお散歩カメラとしても秀逸だと思います。
詳細については、ブロガーの ろんすたさんの記事に詳しく書かれているので参考になると思います。
9年前だと子どもが産まれる前です
最後にこのNEX-5、長男が産まれる前よりも所有していて、長男が生まれてからも暫く撮影していたのでその時の思い出がカメラにいっぱい詰まっていました。
大きくなった子どもを再びこのカメラで撮ってみたら「あの頃、赤ちゃんだったのに。本当に大きくなったなぁ・・・」と感慨深いです。