電気代をかけない水耕栽培を真面目に考えてみた
最近、寒すぎて買い物に行くのが億劫です。野菜はできる限り自宅の水耕栽培機で育てたものを食べています。
以前のエントリーでも紹介したIoT水耕栽培機にかかる電気代は月300円程度ですが、電気代をかけずもっと手軽に野菜を作れないか検討してみました。
はてブでコメント頂いた方の中で、「豆苗を育てるといいですよ」と頂いたアドバイスが本当に役立っています。
「最近、野菜が高いからどうにかしてよ」と夫にぼやいた結果 - Mana Blog Nextb.hatena.ne.jp素晴らしい。豆苗とか設備がいらずに育てられるものがおすすめです!豆苗のバター炒め、美味しいですよ。
2016/11/29 08:40
100円均一で販売されているタッパーで水耕栽培ポットを作り、廃熱のあるルーターやNASの上に乗せて育てます。
(機器への水漏れ注意。試される方は自己責任でお願いします)
YAMAHAのルーターの上で小松菜を育ててみた
一般家庭にある、ごく普通のYAMAHAのルーターの廃熱を使用し、小松菜を育ててみました。水耕栽培機は100円均一で買ったタッパーと50円のポットになるのでたいへん経済的です。
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写真の通り、元気に育っています。このYAMAHAのルーター(RTX810)の廃熱で育った小松菜はえぐみが少なく、サッと茹でてお浸しにして食べると美味しいです。
SynologyのNASで豆苗を育ててみた
自宅のNASは、Synology DiskStation DS415+ です。こちらも一般家庭にある普通のNASですが、クアッドコア搭載のため廃熱温度はそこそこ熱いのが特徴です。本来の用途としては私の写真バックアップ用のNASです。このNASの上で豆苗を育てます。
Synology DiskStation DS415+ クアッドコアCPU搭載4ベイNAS CS4960 DS415+
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廃熱を分散させるために、100円で買ったボードを乗せて、その上に豆苗が入ったタッパーを置いています。
豆苗は、種から育てて5~7日間 程度で食べ頃になります。しかも、一度刈り取っても3世代ぐらいまでは収穫できる優れもの。かなりオススメです!椎茸と一緒にバター炒めすると美味しいですよ。
まとめ
水耕栽培機の電気代がかかって水耕栽培を始められない人は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。初心者には豆苗をオススメします!
廃熱が難しそうでしたら、家庭内で水耕栽培できるキットがありますので、こちらも検討してみてはいかがでしょうか。
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ちなみに、32コアCPUのワークステーションについては、廃熱温度が高く植物の育成には向いていませんでした。
水耕栽培にかかる電気代は不要で、気軽に始められる廃熱水耕栽培にぜひチャレンジしてみましょう!
続編