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きもの夏支度

今週のお題「夏支度」

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東京は今日も雨模様。
今日は主人が出張のお土産に買ってきてくれたルタオのケーキをおやつに食べながら夏支度をしていました。

梅雨明け前の準備

7月は梅雨から夏へと移り変わる月。
雨音から蝉の大合唱へと移り変わり、人々もまた更衣(ころもがえ)をして夏の暑さに備えます。

着物でいう7月は単衣(ひとえ)から夏の着物へと移り変わる節目。
このジメッとした梅雨が明けたら、お気に入りの夏の着物で街をぶらりと歩きたい。
今日はそのための準備をしました。

箪笥の防湿

桐箪笥は防湿に優れていると言われていても、風通しが悪く湿度も高いマンションに置く場合はカビが発生しやすくなります。

シリカゲルのシート交換

着物の保管では、防虫よりも防湿の方が大事です。
知人から聞いた話ですが、防湿を怠って正絹の着物がカビだらけになり、着物クリーニング代がとんでもない金額になってしまった・・・という失敗談を聞いてから、必ずシリカゲルのシートを桐箪笥に敷くようになりました。

ウールの着物は隔離

ただし、ウールの着物は絶対に虫が付くので、桐箪笥には絶対に入れずに隔離して保管します。
ウールの着物の防虫剤は洋服用のものを使っています。

7月は土用干しをしよう

7月と1月の晴れの日に着物の虫干しを行います。
干す場所は着物の変色を防ぐために直射日光を避け、風通しの良いところで行うことがポイント。

7月の梅雨が明けたら、梅雨でジメッとした湿気を土用干しによって追い出し、着物を大事に・長く保管できる環境を整えようと思います。

下駄の準備 

皆さんお待ちかね!7月から夏の着物ですね。
縁日には浴衣も着てみたい。
その前に、下駄の準備。
昨年夏は妊娠中で悪阻がひどく、和服になる事ができませんでしたので、今年は授乳が落ち着いたら再開するつもりです。

昨年の夏に桐下駄を誂えたのですが、それも一度試し履きしただけでした。
今年こそは下駄を履こうと思い、下駄箱をオープン。

以前のエントリーでご紹介した Hare-ya の下駄です。

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足のサイズが大きい私(25.5cm)でも履けるLLサイズで、本当に貴重な下駄。
金魚の絵柄は蠟纈染(ろうけつぞめ)で、職人さんの手描きです。

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絵柄を金魚にした理由は、私の故郷が金魚の養殖で有名な町だから。
金魚の絵柄が懐かしい気持ちにさせてくれます。

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ちなみに、絵柄をよく見ると、下駄は続絵になっています。
下駄を左右どちらに合わせても絵が続く事に職人魂を感じますね。

夏着物の準備

夏の着物は、普段着で涼しく過ごしたいと思います。
オススメの襦袢は麻の襦袢で、暑さによる蒸れを防ぎます。

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こちらの金魚の半幅帯は5年前に豆千代で購入。
夏の間はずっと使える良い帯です。
半幅帯は肩肘張らずに気楽に過ごせるので気に入っています。

着物は阿波しじら織りの単衣。
すっきり着こなせるし、クリーニング不要で自宅で手洗いできますし、長襦袢を着なければ浴衣代わりもなるという素敵な普段着の着物です。

ちなみに、今欲しい着物は猫柄の着物です。

眺めるだけでも可愛い♪

雨の日に夏支度をして、ウキウキ気分で過ごすことが出来ました。
梅雨明けが待ち遠しいですね。