「SonyReader PRS-350 購入 ~はじめての電子書籍~」の続き。
Sony Reader を使い始めてみて3日。
実は毎日忙しくて「読書」だけのために時間を確保することが出来ないんですよ。
なので、こんなシーンのちょっとした隙間時間をかなり有効に使える事がわかりました。
隙間時間のシーン
- 友人との待ち合わせ(10分)
- セミナー開始前の、ちょっとした待ち時間(5分)
- 通勤電車内(20分。往復で40分)
- お昼休みの空き時間(30分)
この合計で、余裕で1時間を越えている訳ですから、1日あたりの隙間時間ってけっこう侮れないんですよね。
電車の中で
いつも、通勤で満員電車が大変。本を広げることができず、結局何も出来ない…っていうのは本当に惜しい!
SonyReader PRS-350の良いところは、女性の私でも片手で読めること。コンパクトだからこそ、できること!しかも文庫本の重さと変わらないから、片手だけでも疲れない。これって、満員電車の中で「周りの乗客に迷惑を掛けずに読む」点に関しては重要だと思います(笑)
最も感動したのは、指でページをめくる動作は、タッチパネルでスッとめくるように「なぞる」。これが片手だけでの操作で完結できていること。もちろん、気に入ったページにしおりをつけるのも片手で完結。これは気に入りました。
毎日の通勤で、重たい本を広げながら読まなくても済むようになります。
セミナーや友人との待ち時間で
SonyReader、というよりも電子書籍に無いものは、誰が見てもパッと見わかる表紙が表面上にはないこと。(もちろん、選択画面には表紙のアイコンは出るけど)。当たり前なんだけど、これによって「この人、こんな本読んでるんだ」と悟られなくなる。
ただ、本の匂いがしないのって寂しいよね。そう、これまでの本らしさがないのに、きっと違和感があると思うんだ。
でも、傍から見て「何を読んでいるか分からないこと」が、利点になる事があるんです。セミナー前の隙間時間とか、その話題と関係なさそうな本を出して時間を潰すのって、なんとなく気が引けるじゃん。あと昼休み。「モチベーション3.0」等の自己啓発本やドラッカーの本を読んでると、人によっては白い目で見ることも(笑)
それが、Readerを使い始めてから「自分が見たい本を、周りの目を気にせずに本を読むこと」の重要性に気付いた。誰がどんな本を読もうが、自由なんです。それを精神的にも自由にしてくれた。
だから、今までよりも本との距離感が近くなったような気がする。「本を読める時間」の捻出が、これまでよりも柔軟にできることが、素晴らしい。今後の電子書籍の可能性に心から期待しています。