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知育絵本「ルビィのぼうけん」を親子で読んだときの気付き

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我が家に「ルビィのぼうけん」という絵本が届きました。

ルビィのぼうけん こんにちは!  プログラミング

ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング

早速ですが、4才8ヶ月になる長男と一緒に絵本を読んでみましたので、その時得た気付きなどをまとめます。
なお、この絵本はプログラミング言語の本ではありません。子どもがプログラミングに興味を持つきっかけを作るための絵本です。

目次

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購入のきっかけ

まず始めに、「ルビィのぼうけん」を購入するまでの経緯を説明します。

ある日、近所のカフェで一人でまったりと過ごしていたら、奥の席のママ友グループが「うちの小学生の長男はプログラミング教室に通っているのよ~。もちろん受験対策のためにね」と聞こえてきたんです。
習い事でプログラミングあるんだね~そんな時代なんだね~と思っていたら、週刊東洋経済 2016年5/21号でプログラミング特集が組まれたりして、二度目のびっくり。プログラミングが注目を浴びているのは事実のようですね。

私たち夫婦はIT系のエンジニアなので、子どもがプログラミングを学ぶことに対して強制はしたくないと思っています。
子ども自らプログラミングに興味を持つことが大事だと思います。
プログラミングを始める前に、もっと身近なことからきっかけを作っていきたい。そう思った時、この「ルビィのぼうけん」が発売されることを知り、Amazonで予約しました。

大人にもおすすめできる一冊

次に、この本の対象読者について。
「ルビィのぼうけん」は絵本ですが、以下のような人にオススメできます。

こんな人におオススメ

  • 普通の絵本として楽しく読み聞かせたい(前半部分)
  • 子どもがプログラミングに興味を持つきっかけ作りのための最初の1冊
  • プログラミングに興味がある大人が最初に読む参考本

対象読者は4~11才の子どもとその親が想定されていますが、プログラミングに興味を持っている人なら年齢問わず・誰にでもオススメできる絵本です。

本書の構成

この絵本は、前半が物語で後半がアクティビティになっています。前半は主人公のルビィちゃんがプログラミングの世界を冒険する物語で、後半はプログラマー的な思考を身に付けるための練習問題といった構成です。

感想

4才の息子がもっと読みたい!と言ってくれた

早速、絵本を長男に読ませてみると、目をキラキラさせながら夢中になり、絵本の世界にどっぷりと浸かっている状態になりました。
前半の絵本パートを読み終えるまでの所要時間は30分程度ですが、それでも息子が飽きることなく、休憩することなくずっと一緒に読み進めていました。これは本当に驚きました。

絵本としても楽しい、面白い!

絵本の主人公 ルビィちゃんは、冒険の中で沢山の仲間と出会います。
ネタバレしないように詳細は書けませんが、気難しいペンギンさんたち、ルールをちょこちょこ変えるキツネさん、美しいものが大好きな雪ヒョウくん、仲間と沢山のお菓子を作り出すロボットくんたち、ヘビをペットにしているジャンゴくんなどの愉快な仲間が登場します。もちろん、ルビィちゃんのパパも!
元ネタが分かっているIT業界の方は、ちょっぴりクスっと笑ってしまう登場人物になると思います。きっと面白く読めるはずです。
ルビィちゃんは冒険を進める内に、プログラミングに必要な思考力を身に付けていきます。
これが前半の物語のお話しです。

後半の練習問題は大人と一緒に考えて解いていく

絵本の後半になると練習問題パートに入り、プログラマー的思考法を身に付けるためのレッスンが始まりますが、大人と一緒に考えながら進めていけるので、4才でも理解ができて「もっとやってみたい!」と興味津々でした。
後半の練習問題はじっくり時間をかけて進めた方が良さそうなので、今後は2問ずつ進めて行く予定です。ちなみに、大人向けの解説項目もあり練習問題ごとに目的(この問題で、ループやアルゴリズムを学ぶなどの説明)があり、プログラミングについて何も知らない大人にとっても親切な設計になっています。

絵本としての完成度も高い

絵本のイラストも可愛くて、絵本としての完成度も非常に高いです。
出版元はIT書籍に強いイメージの翔泳社ですが、カバーを外してハード表紙を見てみるとカラー印刷になっていますので絵本としての使用がきちんと想定されているようです。製本についてもB5変・114ページのページ数で、用紙も破れにくい厚紙が使用されており、しっかりとした作りになっています。
この本をずっと大事に使っていきたい。

まとめ

子どもは、面白いこと、楽しいことに夢中になれます。子どもは素直で、面白いことには自発的に取り組むんですよね。
そして、絵本に夢中になったときの集中力で、プログラミングに必要な思考力が自然と身に付く。
これが、本書の素晴らしいところです。

まさに、プログラミングに興味が持てるようになる魔法のような絵本ですね。幼少時に読んだ本は、子どもにとっては強く印象に残りますので、思い出作りにも最適な絵本だと思います。

絵本は親子のコミュニケーション作りにもなる

特に後半は親子で練習問題を解いていくことで、親子でコミュニケーションが取れるようになっています。
絵本を読み聞かせるのは、ママだけじゃなくてパパでもいいですし、交互に読み聞かせをしていく方法でもいいですね。

書店などでみかけたら、ぜひお手にとってみてください。

ルビィのぼうけん こんにちは!  プログラミング

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