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【IoTプラレール 基板実装 制御系その1】 ProtoZeroおよび電源系の紹介

前回からの続きです。今回は、ProtoZeroおよび電源系の紹介をします。

ProtoZeroの入手

ProtoZeroはイギリスのPimoroniのサイトから購入できます。

ProtoZeroshop.pimoroni.com

送料の関係もありますので、ラズパイZeroとの同時購入が良いかもしれません。ちなみに、8月1日0時現在なら、ラズパイZeroの在庫も復活していて購入のチャンスです。

shop.pimoroni.com

なお、日本のAmazonでもProtoZeroを再販している業者がありますが少し割高になっています。

ProtoZeroを使用せず、ユニバーサル基板で自作する方法でもOK

また、ProtoZeroを使わなくても長方形のユニバーサル基板を購入し、自作する方法でも構いません。その場合は、はみ出る部分をカットします。ただし・・・リード線とハンダ付けの箇所が多くなるので覚悟が必要です。

ProtoZeroの配線について

ProtoZeroは四角で囲まれた隣接する3個~4個のホール同士が基板内で繋がっています。 また、40ピン端子は横の40ピンホールと内部で繋がっているため、ヘッダーピンと別の配線が同じホールにハンダ付けすることがなく、基板上でのスッキリとした配線が可能です。

ピンソケットをはんだ付けする際の注意点

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ProtoZeroを購入すると40ピンのピンソケットが付いてくるので、これをProtoZeroにハンダ付けします。この時、40ピン全てをハンダ付けすると大変ですので左右の端を4ピンずつハンダ付けしてください。
また、この際にピンソケットが基板に対して直角になるようにしてください。もし傾いているとラズパイZeroを傷付けてしまう恐れがあります。

今回は40ピンの中でも、+5V、GND、GPIO5とGPIO6の4つを使っています。具体的なピンアサインについては基板実装 制御系の続編でモータードライバーの話の中で解説したいと思います。

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あと、モータードライバーの足を乗せる場合には基板の向きに気を付けます。
40ピンを上にして左側にモバイルバッテリーからの入力を、右側に駆動車両への出力を実装すると配置的に良いでしょう。

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皮膜ワイヤーを直接基板にハンダ付けしても動きますが、プラレールは1両ずつ分割できる仕組みになっているため、何かしらの2ピンの小型コネクターで接続すると良いです。 今回は入力側と出力側で別々の形状のコネクターを採用しました。ラジコンなどのバッテリーに使われているJSTコネクターがオススメです。

これは、子供が遊んだとき、間違えて差し込まないようにするための工夫です。

次回は基板実装 制御系の続編でモータードライバーについてご紹介しますのでお楽しみに!

ラズパイマガジン 2016年8月号 (日経BPパソコンベストムック)

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